滅びゆく狭間の世界の行方は――。サーガフォレスト最新刊『天と地と狭間の世界イェラティアム2』をご紹介
1月15日、サーガフォレストは夜々里春氏の『天と地と狭間の世界イェラティアム』の第2巻を発売する。本作は小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載されていた作品で、WEB版は完結しており、現在は後日譚の更新が行われている。2015年8月の第1巻刊行から、書籍版待望の第2巻となる。本紹介ページでは挿絵の一部を一足先に公開するぞ。
人気キャラクター、リンカ・アシュテッド登場!
【あらすじ】 リヴェティア大陸を揺るがせた『レヴェン国王暗殺事件』より数日後、王となったリズアートは国の復興の手続き、騎士団の立て直しに追われていた。一方、前団長グラトリオを倒した実力から、王城騎士団長ユング直々に、王城騎士への誘いを受けたベルリオットは、騎士団序列十位リンカ・アシュテッドの指揮下に入り、王城騎士として《災厄日》の防衛戦の任務にあたる事となる。 そんな中、リズアートの元にディザイドリウム大陸に起きた異変の報せが届く……。 |
挿絵の一場面も公開。大陸で起こる異変に、ベルリオットたちはどう立ち向かっていくのか。
テーブルを挟んで向かいのソファにはリズアートが座り、そのすぐ後ろにエリアスが控えている。台所では茶を用意するメルザリッテとそれを手伝うホリィの姿。台所事情に疎いベルリオットにはわからないが、なにやら料理の話で盛り上がっているようだ。リズアートがにやにやと笑いながら訊いてくる。「どうしたの? 今日はやけに不機嫌ね」 「わかってて言ってるだろ」 |
「《紅炎の踊り手》……まさかこれほどとは」 いつしか周囲の騎士たちが見とれ、呆けていた。暴れ狂うモノセロスをリンカの纏う紫の光が線となって取り囲んでいく。 |
『天と地と狭間の世界イェラティアム』第2巻はサーガフォレストより1月15日発売。
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