『転生したらスライムだった件』『つるぎのかなた』などのインタビュー記事を振り返る【2019年1~3月:8本掲載】

2019年1月から3月にかけてラノベニュースオンラインでは作家、ならびに編集者のインタビュー記事を8本掲載した。通常のニュース記事とは異なり、インタビュー記事ではなかなか触れられることの少ない作者自身のことや物語の創作秘話をはじめとした、作品の裏側を知ることができる。作者と自分との思わぬ共通点の発見や、インタビューだからこそ語られた作品への想いなどから、作品そのものやライトノベルへの興味を持ってもらいたい。

2019年1月から3月にかけてのインタビューでは、第8回目の特集となった『転生したらスライムだった件』より、伏瀬先生と川上泰樹先生のお二人にじっくりとお話をうかがった。また『撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ』『異世界召喚された俺がHできない理由』『つるぎのかなた』と、各レーベルの新人賞受賞作家のインタビュー記事も3本公開しており、その意気込みを語っていただいている。そして『日本国召喚』よりみのろう先生、『ダンジョン・スクールデスゲーム』よりスフレ先生も登場しており、自身の作品について語っていただいた。また、電撃の新文芸に対する意気込みを電撃文庫編集部・湯浅編集長と清瀬副編集長におうかがいしたほか、リニューアルしたファミ通文庫大賞への想いを、ファミ通文庫編集部・和田編集長とカクヨムの河野編集長に語っていただいている。

「電撃の新文芸」誕生特別企画 湯浅編集長&清瀬副編集長

2019年1月17日に誕生した「電撃の新文芸」についてお話をうかがった。電撃文庫との違いや電撃の新文芸の狙いや魅力、編集部としての取り組みなど赤裸々に語っていただいている。今後のメディアミックスやコンテストの開催について、また電撃文庫の新装版についても触れられている。

『撃ち抜かれた戦場は、そこで消えていろ』上川景先生

第31回ファンタジア大賞「大賞」受賞作。ラノベニュースオンラインアワード2019年1月刊のアンケート結果では「新作部門」にも選出されている。人間の存在を抹消する悪魔の弾丸はどのような着想から誕生したのか、消えた人間が存在しなかった世界へと変遷し続ける中、戦争の完全終結を目指す少年兵と戦争に存在意義を見出す亡霊のタッグはどこへ向かうのか、一発の弾丸で展開が一気に変化する作品について想いを語っていただいた。

『異世界召喚された俺がHできない理由』大城功太先生

第5回オーバーラップ文庫大賞「金賞」受賞作。『この素晴らしい世界に祝福を!』に影響を受けて筆を執ったという本作は下ネタ要素の強い異世界コメディに仕上げられている。冴えわたるツッコミと精神的な打たれ強さが魅力の主人公、そして男性にとってはえげつない攻撃手段を貫くヒロインを、笑いとお色気と熱さを持って描いた笑撃の作品について語っていただいた。

『つるぎのかなた』渋谷瑞也先生

第25回電撃小説大賞《金賞》受賞作。ラノベニュースオンラインアワード2019年2月刊のアンケート結果では「総合部門」「新作部門」「新作総合部門」の3部門に選出されている。剣道という武道を題材に、少年少女の青春を強烈に切り取って描いた本作に込めた想い、そして剣道も恋愛も引き分けを描きたくなかったという作品について熱く語っていただいた。

『日本国召喚』みのろう先生

異世界に転移した日本国の外交や戦争を圧倒的スケールで描く本作。異世界に乱立する覇権主義国家には様々な史実のモデルがあるという裏話から、個人ではなく国を主人公として描く本作の魅力についてお聞きした。日本国に影響を及ぼす各国はどんな国なのか、そして70年ぶりに戦時下に置かれることになる日本国に迫る異世界の脅威についても語っていただいている。

第1回ファミ通文庫大賞開催記念特別企画 ファミ通文庫編集長&カクヨム編集長

ファミ通文庫はWeb小説サイト「カクヨム」とタッグを組んで新人賞を刷新した。リニューアルにかける強い思いと、応募を検討している方への具体的なアドバイス、そして新設された「ゲームノベル特別賞」に期待するものなど、ファミ通文庫が求める作品像についても語っていただいている。ファミ通文庫に化学変化を起こすのは貴方の作品かもしれない。

『ダンジョン・スクールデスゲーム』スフレ先生

異世界のダンジョン攻略に挑むことになった5つのクラスの運命と苛烈な抗争を描いた本作。ダンジョンと学園カーストを並行して描きながら、クラス同士の衝突や内部でのトラブルによって幕を開けるデスゲームについて熱く語っていただいている。さらに独自のゲーム展開も進行中となっており、どのようなゲームに仕上がるのかその詳細についても語っていただいた。

『転生したらスライムだった件』伏瀬先生&川上泰樹先生

TVシリーズ第1期の放送を終え、2020年の続編製作も発表されている本作。第8回は座談会形式ではなく、お二人に深くお話をうかがった。放送されたTVシリーズの裏話から、新たにスタートした新スピンオフ、そしてニコニコ静画で開催されていたキャラクター人気投票の振り返り、発売された各シリーズの最新刊情報と最初から最後まで転スラ尽くしで語っていただいている。

ニュース記事ではなかなか発信しきれない物語の裏側や作者の言葉を形にするインタビュー記事は、今後も随時公開を予定しているので楽しみにしてもらいたい。ライトノベルを盛り上げるラノベニュースオンラインの企画記事に引き続き注目してほしい。インタビューを実施したいという作家さんや出版社さんからのご相談も地味に受け付けているぞ。

↓2018年10月から12月のインタビュー記事↓

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