このライトノベルがすごい!2022:各部門ベスト20位内にランクインした16作品のインタビュー記事を振り返ろう
2021年11月25日に「このライトノベルがすごい!2022」が発売され、『千歳くんはラムネ瓶のなか』が2年連続で文庫部門1位、『佐々木とピーちゃん』が単行本・ノベルズ部門1位、『春夏秋冬代行者』が総合新作部門で1位となるなど、大きな盛り上がりをみせている。読者の多くが上位にランクインした作品群に注目していることは間違いなく、ランキングの結果だけではない作品に付随するより詳細な情報を知りたいという方も少なくないはず。そこでラノベニュースオンラインでは特別企画として、これまでラノベニュースオンラインで実施してきたインタビューの中から、「このライトノベルがすごい!2022」の各部門で上位にランクインした作品をピックアップで紹介する。文庫部門、単行本・ノベルズ部門、総合新作部門より、各20位内にランクインした作品のインタビュー記事をチェックして、気になる作品を手に取ってみよう。
文庫部門第1位
千歳くんはラムネ瓶のなか
『弱キャラ友崎くん』×『千歳くんはラムネ瓶のなか』屋久ユウキ×裕夢 青春ラブコメ対談インタビュー
「このライトノベルがすごい!2022」の本誌にもインタビューは掲載されている。ラノベニュースオンラインでは第2巻刊行時に屋久ユウキ先生と対談形式でインタビューを実施した。「このラノ2022」「このラノ2021」掲載のインタビューとあわせて読むと、作品をより深く知ることができるに違いない。
文庫部門第7位/総合新作部門第3位
義妹生活
【特集】『義妹生活』書籍化記念企画 三河ごーすと×中島由貴×天﨑滉平スペシャル鼎談
YouTube動画からライトノベルへと逆輸入とも言える形態で小説化された注目作として、第1巻刊行時にインタビューを実施している。インタビューには三河ごーすと先生をはじめ、動画で綾瀬沙季役を演じている中島由貴さんと浅村悠太役を演じている天﨑滉平さんも交え、ファン必見の貴重な鼎談インタビューとしてお話をうかがった。
文庫部門第8位
探偵はもう、死んでいる。
第15回MF文庫Jライトノベル新人賞「最優秀賞」受賞作として、第1巻刊行時にインタビューを実施している。様々なテーマやジャンルを内包するごった煮ジャンルとして、作品誕生の裏側について語っていただいている。なお、第3巻刊行時にもインタビューは掲載された。
文庫部門第11位
継母の連れ子が元カノだった
ラノベニュースオンラインのインタビューは第3巻刊行時に実施した。カップリングラブコメについてや、理詰めのシチュエーション構築など、イチャイチャラブコメの裏側を語っていただいている。
文庫部門第13位
スパイ教室
第32回ファンタジア大賞「大賞」受賞作として第1巻刊行時、そしてフリーペーパー「ラノベNEWSオフラインvol.2」と連動した形で、第4巻刊行時にもインタビューを実施している。第1巻刊行時には作品誕生に関する秘話を、第4巻刊行時にはセカンドシーズンに向けたお話など貴重なインタビューとなっている。
文庫部門第14位/総合新作部門第8位
ただ制服を着てるだけ
第13回GA文庫大賞《金賞》受賞作として、第1巻刊行時にインタビューを実施した。作品のタイトルに込められた意味や、登場するキャラクターの思わぬ秘話など、独特な設定の上で揺れ動くラブストーリーについて、様々にお話をうかがった。
文庫部門第15位/総合新作部門第9位
神は遊戯に飢えている。
細音啓先生『神は遊戯(ゲーム)に飢えている。』独占インタビュー
フリーペーパー「ラノベNEWSオフラインvol.6」と連動した形で、第3巻刊行時にインタビューを実施している。壮大な頭脳バトルによる熱さはもちろん、そのゲームの観客という視点からも熱量を感じられる物語について、そしてまだまだ謎を秘めた登場キャラクターたちについてなどお話いただいた貴重なインタビューとなっている。
文庫部門第16位
声優ラジオのウラオモテ
第26回電撃小説大賞「大賞」受賞作として、第1巻刊行時にインタビューを実施している。著者である二月公先生がラジオ局関係だと疑われてしまうほどのリアリティで描かれる作品の裏側についてお聞きした。
文庫部門第18位/総合新作部門第11位
負けヒロインが多すぎる!
第15回小学館ライトノベル大賞「ガガガ賞」受賞作として、第1巻刊行時にインタビューを実施した。様々なラブコメ作品で生まれる「恋に敗れたヒロインたちのその後」にフォーカスした異色の青春ラブコメとして、キャラクターに込めた想いなどお話をお聞きした。
総合新作部門第14位
魔女と猟犬
カミツキレイニー先生が手掛けるダークファンタジーが同部門でベスト20入りを果たしており、ラノベニュースオンラインでは第1巻刊行時にインタビューを実施している。ジャケットイラストでも圧倒的な存在感を放つ“魔女”の存在、そして作品における着想などを伺った貴重なインタビューとなっている。
総合新作部門第16位
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
七斗七先生『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』独占インタビュー
VTuberの配信活動を動画ではなく小説で描く斬新な切り口で話題を呼んでいる本作。ラノベニュースオンラインではインタビューを第2巻刊行時に実施している。VTuberという存在への熱い想いや、個性的に過ぎる登場キャラクター達についてなど、作品の魅力が詰まったインタビューとなっている。
総合新作部門第18位
ユア・フォルマ
第27回電撃小説大賞「大賞」受賞作として、第1巻刊行時にインタビューを実施した。現実の地続きにあるというIF世界を舞台に描くSFファンタジーでもあり、天才電索官と人型ロボットによるバディの凸凹具合など、作品の魅力に迫った貴重なインタビューとなっている。
単行本・ノベルズ部門第2位/総合新作部門第7位
サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと
依空まつり先生『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』独占インタビュー
2021年6月の刊行から瞬く間に人気を爆発させた注目作として、第2巻刊行時にインタビューを実施している。魅力的なキャラクターについてはもちろん、掛け合いの楽しさや世界観などについて語っていただいた貴重なインタビューとなっている。
単行本・ノベルズ部門第5位
異修羅
昨年同部門で新作部門とあわせて第1位に輝いた本作。インタビューは第2巻刊行時に実施したものとなり、ありとあらゆる面から赤裸々に語っていただいた貴重なインタビューとなっている。
単行本・ノベルズ部門第11位
Unnamed Memory
古宮九時先生『Unnamed Memory』独占インタビュー
「このラノ2020」では同部門で第1位に輝いた本作。インタビューは第2巻刊行時に実施したものとなり、シリーズが完結を果たした今読むことで、思わぬ発見があるかもしれない。イカの挿絵も掲載中。
単行本・ノベルズ部門第13位
嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~
槻影先生『嘆きの亡霊は引退したい ~最弱ハンターによる最強パーティ育成術~』独占インタビュー
シリーズが進行すればするほど笑いが止まらなくなる本作の第5巻刊行時に実施したインタビューとなっている。これまでにありそうでなかった勘違い系ファンタジーに込めた想いや、5巻時点における物語の軌跡など様々に語っていただいた。
ラノベニュースオンラインでは気になる新シリーズや新人賞受賞作、話題の人気シリーズまで様々なインタビュー記事を展開している。今回は上位のランクインを逃したものの、今後の展開がますます楽しみな作品のインタビューも多数実施しているので、あわせてチェックしてみよう。